2014年08月07日

なぜ今頃、「音楽の作り方」などという大それたことを書いているのか。

ある時、「アルハンブラの想い出が大好きです」という青年と出会った。
彼に「エエ曲やなあ!どや、熱く語ってみないか?」
すると、彼は「トレモロが好きです。」
で、お終い!、ジ・エンド!
私は「え?! それだけ??」
彼は、元気に「はい!」

んなアホな!!!!
私なら2時間はしゃべりまくる自信がある。

その時は、ショックでしたが、やがて・・・・・
私の方がおかしいのかな?

それなら、それとして・・・・・
本当の「アルハンブラの想い出」を、いつか解説してやろう!
その為には、どうしても「音」が要る。
あの「音」がなくては、話せない!
くやし〜〜〜〜〜!

と思ってから、割とすぐに、その「音」を発見した。
50年間探し求めた「音」

これは、ひょっとしたら、かの青年のおかげかも知れない。
最近、そう思うようになった。

「トレモロが好きです。」
この拍子抜けの言葉に、私の身体が反応した!
50年の想いが、沸騰したのかも知れない。

発見すると、この「音」は単なる「音」では留まらなかった。
ギター本来の「音」だったのだ。
セゴヴィアさんは、絶対に苦労して、努力して、あの「セゴヴィアサウンド」を手に入れたはず。
ところが、手に入れたとたん「こんな簡単なテクニックは、教えるのヤメ!」
そう決めたのではないか?!
と勘ぐりたくなるほど簡単な奏法だった。
簡単過ぎて、見つけられない!
あまりに単純!

あるSFに、・・・金銀、プラチナで出来ている星があった。
そんな星の住民が大切にしている宝物がある!
いったいどんな素晴らしい宝物なのか?
・・・・・・・・・・・・・その星の宝物は・・・「鉄」だった!

また、ある大金持ちの家に泥棒に入った者が目にした、大富豪の宝物は
・・・・・・・我が子の遊び道具や、写真だった!・・・・・・・・・・

私にとっての宝物は「音」です。
しかも、誰にでも出せる「音」
でも他人には解からないかもしれない。

音楽家にとって「音」が宝物でなくなったら・・・・・・・
きっと私には解からないナニかがあるのだろう。

ひょっとしたら時代の大きな変わり目。
ならば、書いて残しておくと、ずっと先で、これを必要としている人間に出会うかも知れない。
そして、西岡建雄さんとの出会い。
書いて残しておこう!
そんな気になったのです。

楽しくギターを弾く!
誰でもギターの「音」が出る。
私の生きている、存在理由!


そうと決まると、後ろから押されている感じがした。
「早よしなさい!」
そんな声が聞こえる。
posted by 島崎陶人 at 23:07| blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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